特集:
2008/05/14 日記<地上げ屋>
地上げ屋
地上げ屋(じあげや)とは、建築用地を確保するため、地主や借地・借家人と交渉して土地を買収する人・企業のこと。バブル景気には強引な手法による不動産の売買が問題となった。
「地上げ」とは
都市における土地は、細切れの状態よりも街区単位でまとまっている方が大規模な建築物が建てられ、面積あたりの利用価値が高くなる。そのため細切れの土地を買い取り区画を大きくして再開発用地等に提供する手法である。
土地の整理分合をして公共用地を生み出し、なおかつ地区全体の土地の価値を高めるという点では、土地区画整理事業や市街地再開発事業などの都市計画事業(面整備)は公的な地上げ行為と言えよう。
バブル期においては地主や住民を恫喝する等強引に土地を買い漁り、街区単位でまとまった段階で転売して膨大な利益を上げる地上げ屋が台頭していた。
隆盛
1980年代のバブル景気の時に、物件を本来の価格以上になるまで転売を重ね、銀行などから融資を引き出し更に運転資金を拡大させるなど、右肩上がりに急上昇を続けた地価を背景に急成長を遂げた業者を地上げ屋と呼ぶようになった。しばしば暴力的手段や、金に糸目を付けない強引な手法で売買を繰り返したことから、ネガティブな表現として用いられることが多かった。
衰退
1990年代初頭にバブル景気が崩壊すると同時に多くが破綻。地上げ屋が作り上げた巨額の不良債権は、そっくり住宅金融専門会社|住専や銀行に降りかかり、北海道拓殖銀行|拓銀などの金融機関が破綻に追い込まれた。これらの破綻処理の一部には、国費を投入して処理されるなど不透明さが問題となった。
関連項目
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